SSDフォーマット時の注意点とは?|#SSD換装
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#SSD換装
2020.11.16
SSD換装Q&A
SSDフォーマット時の注意点とは?
今回はSSD換装時に必要なSSDのフォーマットについて簡潔におまとめしました。
SSDのフォーマットとは?
フォーマットはSSDを使用するために一番初めに行う作業になります。一般に初期化と表現されることが多いですが、簡単に言えば、「パソコンがSSDを認識でき、データ等を保存できるまっさらな状態にする」ことをフォーマットといいます。
なぜフォーマットが必要か?
前述したとおり、SSD換装時にSSDをフォーマットをする目的は2点あります。1つはパソコンがSSDを認識できるようにするためです。フォーマットされていないSSDをパソコンに組み込んでもパソコンがSSDの存在を認識することができません。
もう1つは、データ等を書き込める状態にするためです。フォーマットされていないまたはフォーマット形式が不適切な場合は適切にデータを保存することができないので注意が必要です。
クローン時はフォーマット形式に注意
SSD換装時にクローンを希望するする方も多いと思います。SSDのフォーマットでは一般的にGPT形式かMBR形式を選んでの初期化になります。このGPT/MBRというのはパーティションの形式になり、これを指定しつつSSDを初期化しますが、クローンを行う場合はパーティションのフォーマット形式を間違うとクローン後に正常にOSが起動しなくなるリスクが高まるので注意が必要です。
GPT形式
現在主流のパーティション形式です。2TB以上のストレージを認識でき、最大パーティション数は128 個を設定できる特徴をもっています。64bit、UEFIチップのマザーボード環境で稼働させることができます。
MBR形式
古くからあるパーティション形式です。最大2TBまでしかストレージを認識できず、最大パーティション数は4個までという特徴をもっています。ほぼすべてのマザーボード環境で稼働させることができます。
ポイントはパーティション形式を一致させること
フォーマット時のパーティション形式は2種類ありますが、ポイントはソースディスク(クローンしたい元ディスク・ストレージ)のパーティション形式と同じ形式に設定することです。ソースディスクがGPT形式の場合はSSDのフォーマット形式をGPTで、ソースディスクがMBR形式の場合はSSDのフォーマット形式をMBRに指定します。フォーマット形式は「ディスクの管理」から確認ができます。
その他
クローンを行う場合のフォーマット上の注意点は前述の通りですが、OSクリーンインストールでSSD換装を行う場合はまた別の注意点があります。OSをクリーンインストールする場合は、SSDをフォーマットせずにパソコンに組み込んでください。同じくパーティション形式も設定は不要です。フォーマットしたりパーティション形式を設定してしまうと上手くクリーンインストールができなくなる場合がありますので注意が必要です。
SSD換装ドットコムでは、クローン/OSクリーンインストールの両方でSSD換装に対応しています。どうぞお気軽にご相談下さいませ。
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