SSD換装でクローンが失敗する原因

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2020.11.02

SSD換装Q&A

テーマ:

SSD換装でクローンが失敗する原因とは?

お客様自身でSSD換装・クローンを行い、失敗してしまった場合のフォローをご依頼いただく事がございます。今回はどのような場合にクローンに失敗するリスクが高まるのかをおまとめしました。

 

SSD容量がデータ容量よりも小さい

SSD換装時に、クローンする元ストレージ(HDD/SSD)に入っているデータ量よりも小さなSSDにクローンすることはできません。この場合、クローン過程でデータの削除を求めらる警告が表示されます。また、実際にデータを保存できる容量はパッケージに表示されている容量よりも小さいので注意が必要です。(250GB→233GB/500GB→465GB/1TB→931GB)

 

縮小率が大きい

データ量以上のSSDを選んだ場合であっても、その縮小率が多きすぎる場合はクローンに失敗するリスクが高まります。例えば4TBのHDD(データ量は100GB)を120GBのSSDにクローンする場合、120GBのSSDの保存可能容量は約119GBありますので物理的は容量はクリアしていますが、元ストレージサイズからの縮小率は1/30ととても大きくなります。縮小率が大きいため、クローン過程でデータが圧縮されて不具合が起こるリスクが上がるように感じます。

 

元ストレージ(HDD/SSD)の状態が悪い

クローンする元ストレージの状態が悪い場合にもクローンの失敗リスクが高まります。完全に故障しているストレージからはほぼクローンできませんが、正常に動作しているストレージであってもシステム上に見えない不具合がある場合や不良セクタが多発している場合にはクローンの失敗リスクが高まります。

 

Bitlocker等の暗号化設定がかかっている

意外と多いのがBitlockerに代表されるアクセス制限がかかっている場合です。BitlockerとはWindows10に標準装備された暗号化機能のひとつで、意図しない情報漏洩を防ぐためにデータを暗号化するものです。Bitlockerが設定されている場合、正常にデータへアクセスすることができないため、クローン前に解除する必要があります。解除に要する時間はパソコンのスペックやデータ容量により異なりますが、一般的には3~5時間程かかります。

 

デバイス環境が良くない

クローンの成否はクローン処理を行うデバイス(パソコン/クローンマシン)の環境にも影響を受けます。CPUやメモリが小さいマシン、また作業時の熱暴走によっても失敗リスクが高まります。

 

その他

上記の他にも、クローンソフトが安定動作していない場合や接続するUSBポートやケーブルが劣化している場合にもクローンの失敗率が高まります。このように様々な要因によってSSD換装時のクローン成功率・失敗率が左右されます。

 

弊社ではクローンの成功率を上げる為に適切な環境構築や様々なオペレーションを実施し、クローンの成功率を高める環境をご用意しておりますクローンでのSSD換装でご不安なことがあればどうぞお気軽にご相談下さいませ。

 

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